8月26日(月)体育館にて全校朝礼があり、新ALTのゼナ・キットソン先生の着任式が行われました。
高見敏彦校長が新ALTのゼナ先生を紹介した後、ゼナ先生から挨拶がありました。
 まず、ゼナ先生は「初めまして。私はゼナ・キットソンです。ニュージーランドのワイヘキ島の出身です。私は日本語を話すのが上手ではありません。だから、英語で話します。」と日本語で一言述べました。その後、英語で自己紹介し、「日本は3回目ですが、住むのは初めてでわくわくしています。大学時代から日本文化に興味があり、今までに多数の国に旅行したことがありますが、日本が一番好きです。日本を旅行で訪れたときは、みなさんとても温かく優しかったです。島根中央高校の皆さんも温かく優しいです。私は、日本に旅行中に、2ヵ国語や3・4ヵ国語を話せる人に出会いました。そのような驚くべき人に出会い、私は第2言語を学ぶことがとても大切だと考えるようになりました。もし、その人たちが英語で私と話してくれなかったら、私は、彼ら・彼女たちと知り合えなかったし、生活、旅行、夢についての話を分かちあえなかったことでしょう。
 私の日本の新しい友だちは完璧な英語を話したわけではありませんが、それは重要ではありません。彼ら・彼女たちは間違いをするのを恐れませんでしたし、重要なのは一緒に話すことができたことです。それが私が英語を教えたい理由です。英語を使うことで、様々な国の出身で様々な文化を背景に持つ人と話し、友だちになれるのです。
 私は1年間日本語を勉強していますが、まだ上手ではありません。学ぶべきことがたくさんあります。私の祖国のニュージーランドは、美しい国で、日本とは文化がかなり違います。私は、皆さんにニュージーランドについて知ってもらうことを楽しみにしています。皆さんは、きっとニュージーランドを興味深く思い、いつかニュージーランドに行きたくなるでしょう。
 島根中央高校で働けることを幸せに思います。そして、皆さんが英語を学ぶのを手伝い、皆さん全員とお知り合いになることを楽しみにしています。一緒に、楽しく英語を勉強しましょう。」と英語で日本、島根中央高校、日本語、英語教育等への想いを語りました。
 ゼナ先生は、長年の間、日本で働くことを熱望していました。念願がかなって、外国語指導助手として島根中央高校で働くことになりました。島根中央高校で働き、日本語力を伸ばし、第2言語教育の分野でキャリアを積んでいきたいとのことです。ゼナ先生は、島根中央高校で勤務するほか、週2回矢上高校へ、月1回石見養護学校へ、英語の訪問指導へ出かけられます。
 ゼナ先生、私たち島根中央高校の生徒と教職員も、先生とふれ合うことや、先生からニュージーランドについて教えていただくことを楽しみにしております。どうかよろしくお願いいたします。