7月26日(金)1・2限授業を行い、大掃除をした後、体育館で1学期の終業式とALTのクリスタル先生の離任式を行いました。
 最初に、表彰式があり、島根県高文連自然科学部門実験観察研修会で優勝した自然科学部と、スポーツテストで好成績をあげた生徒が表彰されました。
 次に、終業式があり、高見敏彦校長が1学期を振り返った上で「一つの目標に向かってひたむきに『努力』してきた皆さんに言いたい。『努力の結果は、時として形を変えて現れる。』努力が足りなかったという訳では決してない。やがて、別の形で、その成果が必ず表れる。がんばってきた自分をまずほめてやって、努力する人間であり続けてください。暑い夏、草も木もしおれかけながらも、懸命に生きています。なき続ける蝉たちも懸命です。我々も、懸命に生きていきましょう。」と講話をされました。
 校歌を歌った後で、ALTのクリスタル先生の離任式が行われました。高見敏彦校長が、「クリスタル先生は、御自身の事情で、残念ながら島根中央高校を離れて、祖国のシンガポールに帰国されますが、1年間本当によく努力されました。英語の授業を活性化する上での教材研究には多大な時間を費やされていましたし、人物も大変勤勉で、責任感が強く、生徒や先生方から本当に慕われていました。母国に帰国した後の御活躍を期待しています。私はクリスタル先生のことを決して忘れません。」とクリスタル先生の1年間の尽力をねぎらう言葉をかけました。
 クリスタル先生は壇上で、英語と日本語の両方で挨拶し、「生徒の皆さんは、学校や川本の町で私に元気よく声をかけてくれて、本当にうれしかったです。一緒に英語でゲームをしたり、料理を作ったり、歌を歌ったり、いい思い出ができました。ケーキやお菓子を作ってくれた生徒もいて、一緒においしく食べたことも忘れません。島根中央高校の生徒の皆さんから、日本の精神と文化を見ることができました。皆さんは、これから外国の人と触れ合う機会があると思いますが、勇気を出して、他国の言葉や文化をどんどん体験してみてください。」と、生徒にお別れの言葉とメッセージを残しました。
 クリスタル先生、1年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。母国シンガポールでの御活躍と御健闘を祈ります。

表彰される自然科学部生徒 

校長講話

生徒に見送られるクリスタル先生