9月3日(金)~6日(月)に「世界ジュニア選手権大会 カヌースプリント競技」がポルトガルで行われました。この大会には58カ国の代表選手が集結、本校から生徒3名が日本代表としてU18男子500mカヤックペアおよびカヤックフォアに出場しました。

 出入国の際にはPCR検査や待機期間が設けられ、また大会期間中もPCR検査が行われる等、新型コロナウイルス感染症対策が厳重になされた上での開催となりました。生徒たちは、競技会場で最終調整を行い、大会に臨みました。結果は以下の通りです。

 

【U18男子500mカヤックペア】

 9月4日 予選3組  6位 準決勝進出

 9月4日 準決勝1組 8位 B決勝進出

 9月5日 B決勝    6位 (全体の15位 日本代表チーム 最上位の成績) *レースの様子(写真手前 9レーン)

ペア1 ペア2

 

【U18男子500mカヤックフォア】

 9月5日 予選1組   7位 準決勝進出

 9月5日 準決勝1組   6位  *レースの様子(写真1レーン)

フォア1 フォア3-1

 

 帰国後の生徒に大会を終えての感想や後輩に伝えたいことなどを聞きました。

【齋藤哲一】

 日本では考えられない設備と会場の広さにびっくりしました。海外選手と並んでみると、体の大きさ、漕ぎ方、体力などまだまだ自分には課題があると実感しましたが、もっと努力をすれば世界と渡り合えることができると思いました。後輩たちには、たとえ練習での結果が良かったとしても上には上がいること、そして謙虚な気持ちで競技を行ってほしいと思います。このコロナ禍で世界大会に出場できるよう応援してくださった皆さまのおかげで高校最後のレースをやりきることができました。ありがとうございました。

 

【小鑓亮太】

 世界大会に出場するのは今回で3回目ですが、今までにない会場の規模でワクワクしました。今回のレースでパワーや技術をもっと身に付けなければならないと実感しました。その一方で、トップスピードを維持する身体能力を身に付けることで海外選手に勝てる希望が見えてくると思いました。後輩たちには、日本の選手と海外選手のレースペースの違いなど伝えていきたいなと思います。先生や地域の方々が支えてくださったおかげで今回の大会に出場することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

【行田朋晃】

 会場は日本とは比べものにならない規模で、施設がとても充実しており、このコースでの練習は必ず良いものになると思いました。海外選手は体幹がぶれることなく常にお腹で漕いでおり、スタートのトップスピードが最後まで落ちることがありませんでした。体の大きさや筋力、とにかくパワーが全く違っていました。今回の大会で今後取り組むべき課題が明確になったので、常に世界で戦うことを意識し、これからも自分に厳しく努力していこうと思います。後輩たちには、自分の目標を常に意識すること、徹底した身体作りを行うこと、何より水上練習で100%力を出し切ることを大切にしてほしいと思います。この大会に出場し結果を残すことができたのは、先生方、家族、地域の方々のご支援があってのことだと感謝しています。ありがとうございました。

 

 応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました!! 

フォア練習1 フォア出発前 ペア出発前 掘田&生徒