10月11日(火)2年生地域デザインコースの生徒19名が「ふるさと学」の授業の一環で漁業体験と鳥獣害対策を学習しました。生徒は2班に分かれ、半日ずつ各体験学習を行いました。

【漁業体験】では、大和伝統漁業簗(やな)保存組合の栗原様から『伝統の漁法「簗漁」と鮎について』として、鮎の生態や簗の歴史、簗保存組合の取り組みなどを学習しました。

簗1 簗2

そして、現在、中国地方に唯一残っている都賀本郷の簗を見学し、鮎漁の疑似体験をしました。

簗3 簗5

 

【鳥獣害対策】では、タイガー株式会社様、美郷町の麻布大学フィールドワークセンターで学習しました。

 タイガー株式会社小林様から、鳥獣害対策用のメッシュ柵の設置や電気柵の張り方について教えていただき、メッシュ柵の正しい設置と間違った設置を見比べたりしました。

鳥獣1 鳥獣3

 そして実際に、メッシュ柵や電気柵の設置を体験したり、イノシシの気持ちになってで電流を体感したりしました。

鳥獣6 鳥獣2 鳥獣4

 美郷の麻布大学フィールドワークセンターでは、麻布大学の江口教授から「鳥獣害がなぜ減らないのか?」という視点で動物の生態などについて学習をしました。

鳥獣7 鳥獣8

 今回の学習では、地域の歴史的伝統や地域が抱える問題について、実際に自分たちの目で見て体験をすることができました。生徒たちは講義では真剣に耳を傾け、体験では積極的に活動をし、とても貴重な時間になりました。