5月18日からの2週間(または3週間)、本校の卒業生3名が教育実習生として母校に帰ってきました。

 教育実習生は授業や部活動など実際に生徒と関わりながら、学校に関する様々なことを学びました。

 授業ではより分かりやすい授業になるよう担当教員に何度も指導を受けながら試行錯誤を重ねました。実習の最後には作成した学習指導案をもとに研究授業を行い、参観した先生方から多くのアドバイスや激励をいただきました。

 生徒はHR活動や清掃などを通して実習生とふれあい、同じ学校を卒業した先輩の話に耳を傾け、親近感を感じている様子でした。

 

【以下は、各実習生の実習を終えた感想です】

●教育実習中お世話になった多くの方々、本当にありがとうございました。慣れないことばかりで不安もありましたが、生徒の皆さんの明るさや優しさ、先生方の丁寧なご指導に支えられて頑張ることができました。初めて教師という立場を経験して、この仕事のやりがいや難しさをほんの一部ですが実感しました。また、私が生徒だったころとは大きく変わったことも多く、教師には時代の変化に対応する柔軟性も必要であることがわかりました。研究授業ではたくさんの先生方からアドバイスをいただき、今後の課題も見つかりました。今回学んだことをこれからの勉強に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

2

●3週間という短い期間でしたが、たくさんの思い出を作ることができました。生徒たちの明るい挨拶に毎日元気をもらっていました。素直で明るく、元気いっぱいの生徒たちと過ごすことができて幸せでした。授業中に生徒から学ぶこともたくさんあり、とても充実した教育実習になりました。学校行事にも参加させていただき、自分が生徒だったころとは違った島根中央高校を見ることができました。教職員の皆様のご指導や生徒と関わりあうなかで様々なことを学び、自分自身の成長を感じることができた3週間でした。学んだことをこれからに活かし、さらに成長していけるよう頑張ります。本当にありがとうございました。

3

 

●母校である島根中央高校に実習生ではありますが、教員として帰って来られたことを嬉しく思っています。4年前、自分が高校生のときと様変わりした風景に衝撃を受けました。感染症対策や生徒の多様性、グローバル化にICT教育など、時代の変化に合わせ変わる学校に期待感を抱きました。これからどう変化していくのかとても楽しみに思います。変化した高校だからこそ学ぶこともたくさんありました。それと同時に困ることもたくさんありました。自分たちのころには無かったマスク着用義務、アルコール消毒、そして個性豊かな生徒たちは想像の範疇を超えていました。また、うまく対応できす右往左往してしまいそうなときもありましたが、先生方のアドバイスを元に実践することができました。生徒たちも素直で、自分が手助けをしなくとも、自分たちで理解しよう、課題解決しようとしており、助けられた部分もありました。この実習は先生方、生徒の皆さん、地域の方々に支えられて終えることができたと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。

4