5月19日(水)から大学で教員を目指し学業に励んでいる本校卒業生2名が教育実習を行いました。

 教育実習生は、学校運営について学びながら、先生方の授業を見学したり、実際に教壇に立ったりしました。

 担当したクラスでは、SHRで伝え方にも工夫が必要なことや生徒の様子を観察すること、実際の授業では、授業の展開の難しさや声のかけ方や話し方など、様々な学んだ様子でした。最後に、教科担当の先生から指導を受けながら作成した指導案を元に研究授業を行い、参観された先生方からアドバイスをいただきました。

 生徒たちも先輩方の体験談を聞いたり、話をしたりして楽しい期間を過ごせました。

 

【以下は、各実習生の実習を終えた感想です】

●初めは分からないことばかりということもあり、生徒とコミュニケーションを取るのを難しく感じました。しかし、SHRや授業を行うようになり少しずつ慣れていけたように思います。授業では、教材を作る難しさを改めて感じました。教材作りは、初めは「自分のために」という気持ちでしたが、生徒の皆さんと関わっていくうちに生徒が興味を持ち楽しく学べる「生徒のため」という思いに変わっていきました。

 校長先生、教頭先生、実習担当の先生や他の先生、事務員さん、そして生徒の皆さんに支えられ無事実習を終えることが出来ました。島根に戻り、教員になりたいという気持ちが強くなりました。3週間お世話になりました。本当にありがとうございました。

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●とにかく毎日が学びの日々だったと思います。先生方からは、学校の分掌や礼儀、指導案の書き方、授業の仕方について学び、生徒の皆さんからは今の高校生の考え方、授業の盛り上げ方、やりたいことなどを学ぶことが出来ました。特にクラス担任業務は生徒の前で行っていることはもちろんのこと、生徒一人一人をみることやそれ以外の仕事もたくさんあり、好きでなければ出来ないことだと思いました。

 実習初日から不安なことがたくさんあり、緊張の毎日でしたが、先生方や生徒の皆さんにも助けていただき、乗り越えることが出来ました。自分の人生にとってかけがえのない4週間になりました。ありがとうございました。

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