3月1日(日)、本校体育館にて、平成26年度卒業証書授与式を行い、島根中央高等学校第6期生が、愛着の深い学舎を巣立っていきました。
 
 卒業生を代表して、岡村沙南さんが卒業証書を受け取りました。

 校長式辞で、福間俊行校長は、島根中央高校でのかけがえのない経験を大切にしながら、感謝の気持ちを持ち続けることについて話し、勉強・部活動・学校行事・生徒会活動等における卒業生の真摯な態度や積極的な姿勢が、多くの人に勇気と感動を与えてくれたことを述べました。また、はなむけの言葉として、自分で自分の限界をつくらず、どんどん新しいことに挑戦すること、そして、人や社会の役に立つことを考えて行動し、「人に喜ばれる仕事をする」という信念を持ちながら、困難を乗り越えていくことを述べました。

 在校生送辞では、生徒会副会長の中嶋響さんが、卒業生が部活動や学校行事において在校生の目標でもあり憧れでもあったこと、部活動や学校行事で卒業生と共に切磋琢磨し、卒業生の存在が心の支えになり、いかなる困難も乗り越えることができたことについて述べました。また、在校生も島根中央高校のすばらしい伝統を受け継ぎ、よりよい学校にするため努力していくことと、卒業生が島根中央高校で学んだことを糧にして、これから歩む道を乗り越えていくことを述べ、送辞の言葉としました。

 卒業生答辞では、昨年度生徒会長を務めた原田茜さんが、明るく友好的なクラスメートに恵まれ、楽しく充実した日々を過ごせたこと、生徒会長として、試行錯誤を繰り返しながら、生徒会の生徒と学園祭という一大行事を成功させたときの嬉しさ、自然科学部と美術部で今後に生かせる貴重な経験をしたことについて語りました。また、これからも友情を育み、島根中央高校を盛り上げていくように在校生を激励し、卒業生一同が、島根中央高校で過ごし、培ったきた全てのことを、これからの生活に生かし、目標へ歩んでいくことを述べました。

 卒業生は、将来へ希望を抱き、新たな場所での飛躍を誓い、爽やかで落ち着いた表情をしており、良い式となりました。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。卒業後の御活躍と御多幸を願っています。保護者の皆様、お子様の御卒業おめでとうございます。お子様が、本校や地域で学び、培ったことを活かし、未来の社会をさらに活力あるものにする一翼を担っていかれることを期待しております。
 
 職務御多忙の中、本校の卒業証書授与式に出席し、祝辞を述べてくださいました川本町町長三宅実様、美郷町町長景山良材様、そして、ご臨席くださいました来賓の皆様、誠にありがとうございました。

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